議場を使った一般質問で執行部へ提案する子ども議員=吉野ヶ里町の三田川庁舎

 吉野ケ里町内の中学生が“議員”となって町長や各課長らに意見をぶつける子ども議会が8月30日、同町で開かれた。三田川庁舎の議場を使って、本物の議会さながらに6人の生徒が一般質問し、町政に対して改善を望む点を投げかけた。

 子ども議員は「町の図書館建設」をめぐり「公民館の図書室は蔵書も少なく、利用時間も短い。家以外で勉強したいと思ったときはみんな佐賀市まで行っている」と問題提起。さらに、「武雄市のような広くて快適に過ごせる図書館があればいいなと思う」と要望した。答弁を求められた多良正裕町長は「次の10年間の計画には盛り込んでいかなければならないこと。人が集ってにぎわうような施設を考えたい」と述べた。

 他の議員からは「夏まつりでなぜ花火が上がらなくなったの? もっと盛り上げてほしい」という注文の声も上がった。町の特産を使った商品開発を進める提案では「アスパラガスやニンニクを使ったパスタ」や「栄西茶を使ったクッキー」など具体的なメニューも示された。

 子ども議会は、将来を担う世代の声を聞こうと同町が合併後、初めて開いた。

このエントリーをはてなブックマークに追加