知事と教育委員が意見交換する佐賀県総合教育会議が6日、県庁で開かれ、佐賀に誇りや愛着を持つ人材育成を見据えた「郷土学習」のあり方をテーマに議論した。2年後の「明治維新150年」に向け県を挙げた取り組みの中で、子どもを巻き込む仕掛けづくりの必要性を訴える声などが相次いだ。

 郷土を愛する心を育む教育の取り組みとして、佐賀の歴史や文化に関する講演会の開催や、小中高校での特色ある事例の紹介などを古谷宏教育長が説明した。県立高校での郷土学習の時間創設やそのための教員を対象にした研修会開催といった構想も示された。

 教育委員からは「自分が育った県を誇りに思う人がいるほど、その県は発展する」「心から佐賀を思う教員をどう育てるかが大きなポイントになる」などの意見が出された。「大河ドラマで佐賀が取り上げられるような取り組みを」「明治維新150年に向けた事業で子どもを巻き込む仕掛けを」などの提案もあった。

 山口祥義知事は「教育委員会は今こそチャンスだと考えて。こういう時だからこそ伸びるものがある」と県立学校のネットワークへの不正アクセス問題などで揺れる現状を踏まえ、奮起を期待した。

このエントリーをはてなブックマークに追加