百貨店の担当者(右)に商品を説明する出展業者=佐賀市のマリトピア

 佐賀県内の食品加工業者15社・団体が5日、佐賀市で商談会に臨んだ。販路拡大を目指し、試作や改良を重ねてきた商品を県内外の流通業者10社にアピールした。

 商談は1事業者ごとに実施。神埼市のイチゴ農家は、規格外品の有効活用や通年販売を目指して試作したイチゴジュレを売り込んだ。これに対し、福岡市の百貨店担当者は「加工品だけでは良さが伝わらない」と指摘し、イチゴ自体のこだわりを説明するように助言した。

 三養基郡みやき町の菓子業者は、生地に黒糖を練り込んだどら焼きをアピール。消費者の関心を引くため、地域固有の産品を材料に使うようアドバイスを受けていた。

 商談会は、県商工会連合会の「販路開拓塾」の一環で、出展業者は7月から専門家の講義や模擬商談など3回のセミナーに参加し、商品開発や販売のノウハウを身に付けてきた。昨年度は14業者の商談が成立し、うち数社が継続的な取引につなげているという。

このエントリーをはてなブックマークに追加