日本最南端のスキー場、宮崎県五ケ瀬町の「五ケ瀬ハイランドスキー場」は、5日で終了した今季の入場者数が3万1847人で過去最低になったと6日に明らかにした。出資者の町は「今季に4万人の入場者がなければ閉鎖もやむなし」と宣言していた。ただ、原田俊平町長は客単価が上がったとして、収支内容を精査して来季以降の存続を判断する考えを示した。

 今季は雪と客が少ない時期の営業を20日間削るなど、コストカットに努めたという。原田町長は取材に「経営努力により営業損益は改善したとみられる」と指摘。「五ケ瀬がなくなれば九州のウインタースポーツに影響が大きい」と述べ、存続に意欲を示した。

 五ケ瀬ハイランドスキー場は1994年度に約9万2000人が訪れたが、近年は採算ラインの4万人を割るシーズンが続き、原田町長は「今季がラストチャンス」と覚悟を表明していた。

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