本年度新たにまちづくり遺産に登録され、認定書を受け取った各区長=神埼市役所

 神埼市は地域が誇る文化資源を後世に伝える「市歴史まちづくり遺産」に千代田町柳島大島地区の「大島の水かかり」と「大島の英彦山権現石祠(せきし)」、神埼町永歌の「小森久太郎頌徳碑(しょうとくひ)」の3件を新たに認定した。登録は7月26日付。

 大島地区では英彦山(福岡県)の修験者が江戸時代にはやった疫病を鎮めたとされ、毎年、感謝の気持ちを込めて英彦山神社に参拝している。そのみそぎ行事としてふんどしを締めた若者が真冬に川の水を掛け合って身を清める。その起源がうかがえる石祠も合わせて登録した。

 小森久太郎は明治期に農業協同組合の発展に寄与した功績を評価した。

 8月30日に神埼市役所で授与式があり、松本茂幸市長が各区長に認定証を渡した。大島地区の伊東勝範さん(74)は「しっかりと子どもや若者たちに歴史を伝えていきたい」と話していた。

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