5人の議員が質問し、山口知事ら執行部が答えた一般質問=県議会棟

■県、防除策徹底呼び掛け 

 2月定例県議会は6日、一般質問最終日の質疑を行った。2016年産タマネギの記録的な不作の原因になった「べと病」に関し、県農林水産部の御厨秀樹部長は、17年産も「予断を許さない状況」と述べ、防除対策の徹底を呼び掛けた。新たな技術を検証する農地を県内各地に設けるなど、予防策を強化する。

 17年産タマネギでは県農業技術防除センターの調査で、前年と同じ時期の1月4日にベと病に感染した苗が確認された。同下旬には早生タマネギに発生拡大の兆候が見られため、同31日に農家の注意を喚起する注意報を発表した。

 県はJAや普及センターの職員らを急きょ集め、農家に対し定期的な薬剤の散布や排水対策の徹底を指導するよう呼び掛けた。2月下旬の調査で発生率は昨年を下回っているが、気温が上がって感染しやすい季節になってくるため、引き続き防除対策の徹底を呼び掛けている。

 今後、国の研究機関などと連携して原因解明を進めるほか、防除効果の高い薬剤も選定する。実証用の農地を設けるほか、排水対策に必要な機械の導入も支援し、効果の高い技術の普及・確立を目指す。

 御厨部長は「タマネギは多くの農家の経営を支えている重要品目。考えられる対策は全て実施する意気込みで、ベと病対策に全力で取り組む」と述べた。

 この日は、木原奉文、米倉幸久、井上常憲、定松一生(いずれも自民)、稲富正敏(鄙の会)の5議員が質問した。

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