塩田ボランティアガイド連絡会の馬場清代表(右)らが編集した「居蔵造の町並み 塩田津」=嬉野市塩田町

■町並み保存会1000部作成

 嬉野市の重要伝統的建造物群保存地区「塩田津」の町並み保存会(杉光敬一郎理事長)は、塩田津の見どころをまとめた冊子「居蔵造の町並み 塩田津」を作成した。ボランティアガイドを要請された際、説明する内容を統一し、さらに観光客にも配ってより深く塩田津を知ってもらうことに役立てる。

 冊子はA5判、29ページ。町並みの中から国指定重要文化財の「西岡家住宅」や国登録有形文化財の「杉光陶器店」など建造物11カ所と、神社仏閣5カ所を解説。戦後、公会堂や図書館が建設され塩田の文化発信の場となった「塩田公園」(現在の塩田工業高付近)や塩田を支えた石材業、陶土・窯業についてもふれた。全編フルカラーで、建物や石碑の写真、古地図なども多く載せた。

 十数年前にもガイド養成講座用にマニュアルを作ったものの、観光客への配布用はなかった。今回は塩田ボランティアガイド連絡会(馬場清代表)が編集し、千部作成して市内の公民館や図書館にも置いた。

 「今後は小学生向けの冊子なども作っていけたら」と馬場代表。「旅行会社のバスツアーの行程に塩田津が組み入れられることも増えており、秋に入れば観光客も増えるはず」とガイドの“繁忙期”に向け、力が入る。町並み保全の協力金として1冊100円。問い合わせは同保存会、電話0954(66)3550。

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