「有田は制作へのエネルギーをもらえる場所」と話す小松美羽さん=有田町のアリタポーセリンラボ旗艦店

小松美羽さんが昨年制作し、日本初公開となった有田焼のこま犬。下半身が魚の尾のようになっており、背中には羽根がある

■陶都への思い熱く

 制作した有田焼のこま犬が大英博物館に永久所蔵されているアーティスト小松美羽さん(長野県出身)のトークイベントが5日、有田町の「アリタポーセリンラボ旗艦店」であった。小松さんは、新作のこま犬を日本初公開するとともに、「有田は制作へのエネルギーをもらえる場所。これからも有田焼の作品づくりを続けたい」と話した。

■新作日本初公開も

 「肥前窯業圏」として日本遺産に認定された有田町など4市1町で開催中のアートイベント「Saga Dish&Craft(ディッシュアンドクラフト)」の一環で開いた。

 小松さんは一緒に制作した弥左ヱ門窯七代目当主でアリタポーセリンラボ社長の松本哲さんとトーク。「悪を払う平和の象徴」としてのこま犬への思いや、大英博物館に所蔵された経緯を話した。

 昨年制作し、米・ニューヨークのギャラリーに展示した新作は欧州の伝説などを基に、背中に羽根があり、下半身は魚のようになっていることを説明。今後の目標として「もっと大きく、動きがある作品を作りたい」と意欲を見せた。

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