嘉瀬川ダム管理支所の原田毅専門官(左)の説明を聞く見学者=佐賀市富士町の嘉瀬川ダム

 嘉瀬川ダムの完成5周年を祝う記念祭が5日、佐賀市富士町で開かれた。毎年開いてきた感謝祭に加え、水源地とダム受益地の交流を図ろうとダム内部の見学会を行い、参加者がダムの仕組みを学びながら水の恵みに感謝した。

 見学会では、嘉瀬川ダム管理支所の原田毅専門官が、貯水量が県内1位の同ダムについて「福岡ヤフオクドーム40杯分」と話すと見学者から驚きの声が上がった。ダム内部では、ダム湖水に入ってくる水の量がダムから出す水を上回った時、調節用に使用される放流管ゲート「コンジットゲート」や「オリフィスゲート」についての説明などもあった。参加した佐賀市の江川義則さん(76)は「ダムの日常生活への貢献が分かった」と感心していた。

 嘉瀬川ダムは高さ99メートルの重力式コンクリートダムで、嘉瀬川の治水と周辺地域への利水、水力発電を目的に5年前に竣工された。記念祭は神事などを行う「感謝祭」と、ドローンのデモフライトやカヌー・ボート体験などを行う「上下流交流会」の2部構成で開かれた。

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