入塾式で目標を宣言する子どもたち=鳥栖市河内町の市村自然塾九州

 共同生活しながら農作業を中心に自然体験活動をする「市村自然塾九州」の入塾式が5日、梅満開の山里・鳥栖市河内町にある同塾であった。小学4年から中学2年までの男女各30人の計60人が一言ずつ塾で身につけたいことを宣言した。

 同塾はリコー三愛グループの創業者、市村清(みやき町出身)の生誕100年を記念して2003年に設立され、今回で15期目の塾生を迎えた。

 式では同塾代表理事の柴田暢雄コカ・コーラウエスト副社長が「生きる力を大地から学んでもらうのが開塾の狙い。土を耕して自然の偉大さに触れてほしい」とあいさつ。塾生手帳を受け取った後、福岡県那珂川町の小学4年生曲(まがり)佐和子さんら入塾生全員が「農業体験を通して食の大切さを学びたい」「苦手な野菜を自分で作って好きになりたい」などと目標を話した。

 小学6年の長女が入塾した福岡市の40代母親は「家では世話を焼きすぎるので、自分で考えて行動することを学んでほしい」と期待していた。塾生は12月10日の卒塾式まで農作業体験や自然体験、ボランティア活動などを行う。

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