県産日本酒の国内出荷量(単位・キロリットル)

 佐賀県産の日本酒の2015年度(15年7月~16年6月)出荷量は、前年度比3%増の3366キロリットルだった。積極的な販路開拓などの効果で2年連続で伸び、過去5年間では最も多かった。純米吟醸酒や吟醸酒が販売を伸ばし、消費者の高級志向が鮮明になっている。

 県酒造組合が所属27社の出荷量をまとめた。種類別にみると、アルコールを添加せず米と麹だけで醸造した純米吟醸酒が17・6%の大幅増。吟醸酒も12・5%増と好調だった。

 同組合によると、うまい県産酒を認定する原産地呼称管理制度が定着。3年前に可決された「県産日本酒で乾杯を推進する条例」などが追い風となり、県内消費も拡大傾向にあるという。

 「県外で県産酒ブランドは高く評価されている。飲食店では高価格帯の酒を少量ずつ飲み比べる人も多い」と同組合。一方、比較的安価な一般酒は4・6%の減。「晩酌など習慣的に家で日本酒を味わう人が減っているようだ」と話している。

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