東京商工リサーチ福岡支社が7日発表した8月の九州・沖縄の企業倒産件数(負債1千万円以上)は、前年同月比22・9%減の47件と2カ月ぶりに前年を下回り、8月としては47年ぶりの低水準となった。金融機関の金利競争や返済猶予など柔軟な対応により、中小企業の資金繰りに良好な環境が続いている。

 一方、負債総額は前年同月の2倍弱となる221億円。民事再生法の適用を申請したゴルフ場運営の吉田ゴルフ開発(鹿児島市、負債166億円)が全体を押し上げた。

 業種別件数は、建設や卸売など6業種が減り、運輸とサービスの2業種で増えた。県別では鹿児島を除く7県で減少。熊本地震関連の倒産は3カ月ぶりになかった。福岡支社は「旅行費用補助制度などの支援策で抑制された」と分析している。【共同】

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