9月定例県議会で県政課題への対応方針などについて説明した山口祥義知事=佐賀県議会

◆九州の玄関口目指す

 9月定例佐賀県議会は8日開会し、29億4486万円の一般会計補正予算案など19議案を提出した。山口祥義知事は「九州佐賀国際空港の機能を強化するため、滑走路の2500メートルへの延長に向けて取り組んでいく」と明言、九州の玄関口となってアジアとの交流拠点として飛躍を目指す姿勢を打ち出した。

 山口知事は「政府は観光先進国を目指して訪日外国人旅行者数の拡大を掲げており、地方空港の役割は大きくなる。これは九州の玄関口として利用され、県の発展につながる絶好のチャンスになる」と強調した。台湾や香港路線誘致の可能性が高まる、タイやシンガポールなど東南アジア路線の就航が期待できる、などの延長効果を挙げて、必要性を訴えた。

 玄海原発(東松浦郡玄海町)の再稼働問題では、幅広い意見や専門的な助言を受ける第三者委員会の設置検討の意向を改めて説明した。10月の原子力防災訓練に関しては、熊本地震を踏まえた内容にすると言及し、「避難経路が地震で通行不能になった場合や家屋損傷で屋内退避が困難になった場合を想定した訓練を実施する」と説明した。

 また2年後の「明治維新150年」に向けた取り組みへの意欲を示し、「幕末・維新期の佐賀藩の偉大な功績に光を当てて顕彰することが佐賀の再興・活性化につながる」と述べた。

 会期は10月3日までの26日間で、14日から3日間、一般質問を行う。

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