晴れやかな表情で表彰状を受け取る出席者=伊万里市民センター

金びょうぶの前で記念撮影に収まる金婚さん夫婦=唐津市高齢者ふれあい会館りふれ

 夫婦で歩んだ50年を祝う「第22回佐賀新聞金婚さん表彰」の表彰式が8日、唐津市と伊万里市の両会場から始まった。計111組が苦楽を共にした半世紀を振り返り、節目の喜びを分かち合った。

 伊万里会場では、伊万里市と有田町の71組が晴れやかな表情で表彰を受け、金びょうぶを背に2人並んで記念写真に納まった。

 佐賀新聞社の井手研一販売局長は「絆を大切に、いつまでも健康で仲むつまじく過ごしてください」とあいさつ。来賓の塚部芳和伊万里市長は「半世紀を共に歩むことは決してたやすいことではない。これからはお互いに感謝し合う心を大切に」と語り、50年を祝う詩を披露した。

 金婚さんを代表し、有田町の松尾利興さん(74)未余子さん(74)が「(金婚式は)互いを見直し、感謝し合い、力を合わせ、残された時間がいい人生になるように過ごしなさいということだと思う」と、今後も支え合い歩く決意を語った。

 佐賀岳翠会の坂本声風さんの祝吟「金婚式」で始まった唐津会場の表彰式。朗々とした吟唱が響き渡る中、出席した40組は2人そろってこの日を迎えた喜びをかみ締めた。市長代理の脇山秀明・唐津市保健福祉部副部長は「きょうまで夫婦で過ごされた時間は一つの歴史であり、ますます円満に充実した日々を送ってください」と祝辞を述べた。

 表彰状贈呈の壇上に上る際には、いたわるように妻の手を引く姿も。肥前町の漁業坂口静夫さん(73)めぐみさん(68)は今も一緒にアラカブ漁に出る。「昔は五島にも対馬にも行っていた。魚がたくさん獲れた日が一番うれしかった」と歳月を刻んだ顔を緩ませた。

 ステージでは佐賀市のボランティアグループ「はがくれ会」(柴垣国生代表)が剣舞や手作りショーで花を添えた。会場の一角ではスポーツメーカー「ミズノ」が特設コーナーを設け、骨盤ベルトやウオーキングシューズ、冬場のインナーなどを販売。「健康で元気な日々を」とアドバイスしていた。

=表彰式の日程=

※( )内は対象市町13日(火)

▽午前10時、サンメッセ鳥栖(鳥栖市、基山町、旧北茂安町、旧中原町)

▽午後3時、千代田文化会館はんぎーホール(神埼市、吉野ヶ里町、上峰町、旧三根町)

15日(木)

▽午前10時、鹿島市生涯学習センターエイブル(鹿島市、嬉野市、太良町)

▽午後3時、福富ゆうあい館ゆうあいホール(白石町、江北町、大町町)

21日(水)

▽午前10時、小城市生涯学習センタードゥイング三日月(小城市、多久市)

▽午後3時、武雄市文化会館小ホール(武雄市)

27日(火)

▽午前10時、アバンセ(旧佐賀市)

▽午後2時、アバンセ(旧佐賀郡6町、旧三瀬村)

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