表彰状を贈られた事業者ら(前列)=佐賀市の佐賀県庁

 9月の「障害者雇用支援月間」に合わせた障害者雇用優良事業所などへの表彰式が2日、佐賀市の佐賀県庁であった。唐津市のニューリードなど3事業所と、優秀な勤労者として尾形万由美さん(44)=江北町=に賞状が贈られた。

 優良事業所として知事表彰を受けたニューリードは従業員約190人のうち障害者10人を雇用している。障害特性に応じた社内設備やサポート体制を整備することで障害者が戦力として活躍し、特別扱いをしないことで、障害者に対する従業員の理解が進んでいるという。常務取締役の杉山信比古さんは「健常者と遜色ない働きぶり。表彰を励みに、より多くの雇用を生み出したい」と話した。

 優秀勤労障害者の知事表彰を受けた尾形さんは1990年に県立ろう学校を卒業後、祐徳薬品工業(鹿島市)で勤務。救急ばんそうこう製造部門に従事し、現在は製造ラインを稼働させる上でのキーパーソンとして周囲から厚い信頼を寄せられている。「交流するうちにスムーズに話せるようになった。受賞を励みに頑張りたい」と尾形さんは話していた。

 藤原俊之健康福祉部長は「佐賀県は障害者雇用率は全国トップレベルだが、障害者の方が職を求めている事実もある。一人でも多くの方が地域で自立した生活を営むため、就労支援に積極的に取り組んでいく」と話した。

 他の受賞者は次の通り。

 【高齢・障害・求職者雇用支援機構理事長努力賞】障害者雇用優良事業所 あんくるふじや(佐賀市)、医療法人啓心会(鳥栖市)

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