小城市議会の一般質問は5日から7日まであり、議員14人が市内小中学校へのエアコン導入や空き家対策、スマートインターの用地買収状況などについて質問した。

 【小中学校のエアコン導入】市内の小中学校普通学級171教室へのエアコン設置導入を促す質問があった。小城市では5年前、教室内の夏場の対策として扇風機を設置したが、2014年9月に砥川小と桜岡小の教室内で温度調査したところ、30度を超えた日数が砥川小で10日間、桜岡小で19日間あった。今村統嘉教育長は「近年の急激な環境の変化により、子どもたちの健康を考えなければならない。一歩踏み込んで検討したい」と話した。1教室に2台設置した場合、「約2億円の経費が必要」と答弁した。

 【空き家対策】空き家の利活用制度について、江里口秀次市長は「市内の空き家バンクは8月現在で11件の登録があった」と答弁。「さらに実態調査を進め、利活用できる空き家をデータベース化していく」と話した。倒壊寸前の特定空き家については「除去などの国の支援はあるが、市の負担が生じる。家の所有者に請求した場合、負担に応じた事例がない」と課題を語った。峯良志建設部長は、水道の停栓数から「現在の市内の空き家数は2018棟(小屋や倉庫も含む)に上る」と説明した。

 【スマートインター用地買収】県の事業で2018年3月供用開始予定の長崎自動車道にかかるスマートインターの用地買収について質問があった。峯建設部長は「面積ベースで88%の買収が完了。残る用地は、事業に反対ではないが、個人的な理由があり交渉を続けている」と答弁した。議員は「インター近くの地区には設置に反対する住民が多数いる」とし、執行部に丁寧な対応を求めた。

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