再生可能エネルギー事業を推進する自然電力(本社・福岡市)は来年2月、唐津市湊に風力発電所を着工すると発表した。2014年5月施行の農山漁村再生可能エネルギー法を活用し、休耕地となっている約1700平方メートルの農地を転用して設置する。同法に基づく発電所設置は県内初。

 約2メガワットの風力発電機1基で、18年2月の運転開始を予定。年間発電量は約350万キロワット時で、一般家庭1100世帯分の年間使用電力量に相当する。総事業費は約8億円。

 唐津市などでつくる協議会が今年1月、基本計画を承認していた。発電した電力は九州電力に売電し、売電収益の1%は地域農業の保全などに還元する。今後、市と支援の方法や枠組みを協議する。同社は22日、東京スター銀行や佐賀銀行など3行でつくるグループと、建設資金調達に関する契約を締結した。

 同じ法律を活用し、唐津市相賀に同規模の風力発電所1基の建設を計画しているアチハ(本社・大阪市)も同日、3行と資金調達の契約を結んだ。来年2月の着工を予定している。

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