中日に勝利しタッチを交わす広島ナイン。優勝マジックを1とした=マツダ

広島―中日22回戦

(広島15勝6敗1分、18時、マツダスタジアム、32546人)

中日 011 011 000 4

広島 150 000 10× 7

▽勝 野村23試合14勝3敗

▽S 中崎59試合3勝4敗32S

▽敗 ジョーダン22試合6勝6敗

▽本塁打 丸19号(1)(ジョーダン)福田8号(1)(野村)

▽二塁打 石原、エルナンデス、杉山▽犠打 エルナンデス▽失策 阿部、岡田

▽試合時間 3時間25分

 広島が4連勝で貯金は球団最多を塗り替える34。1-1の二回に石原、野村、田中の3者連続適時打などで5点を勝ち越した。野村は粘りの投球でリーグトップに並ぶ14勝目。中日は3連敗。ジョーダンの二回途中KOが誤算だった。【共同】

=ハイライト=

重圧なし 序盤に主導権

 四半世紀ぶりの胴上げを見ようと開場以来最多となる3万2546人が集まり、異様な熱気の中で始まった大一番。それでも広島ナインは重圧などみじんも感じさせず悠々とバットを振った。序盤に見事な集中打でリードを奪って4連勝。緒方監督は「今日もしっかりわれわれの野球ができた」とうなずいた。

 追い付かれた直後の二回だ。1死一、二塁で石原が「いいところに飛んでくれた」と左翼線へ勝ち越し二塁打。これで一気に火が付いた。9番野村がタイムリーで続くと、田中、新井にも適時打が飛び出す。打者一巡6安打5得点で球場の雰囲気を一変させた。

 快勝した一方で、史上最速、そして地元での優勝決定は持ち越した。新井は「ファンも期待してくれたが、こればかりは」と淡々と受け入れた。

 優勝マジックはいよいよ「1」。次戦からは敵地での戦いが続き、9日は東京で2位巨人の結果を待つことになる。ベテランの石原でさえ「全てが初めてづくし」と言う最終盤だ。「自分の気持ちがどう変わるのか楽しみ」。広島のファンも同じ思いでその時を待っている。

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