コンベンション施設設置計画についてスケジュールの遅れを認め、「判断する時期が近づいている」と答弁した秀島市長=佐賀市議会

 JR佐賀駅周辺のコンベンション施設設置計画を巡り、佐賀市の秀島敏行市長は9日、スケジュールが想定より遅れていることを認めた上で、当初計画通りに施設設置を進めるかどうか近く判断する考えを示した。

 市議会一般質問で、議員が「計画を白紙撤回するのか、継続するのか」と問うた。秀島市長は土地の所有者であるJA佐賀市中央との協議が「必ずしもスムーズに進んでいない」との認識を示した。その上で「今後どうするのか、いろいろな問題や検討しないといけないことがある。(計画を進めるか)判断する時期が近づいている」と答えた。

 議員が再度、計画を進めるかどうかただすと、市長は「総体的に考えないといけない。8月末にJA側から施設の図面が示された。それを尊重しつつ、判断する時期が来ている」と述べるにとどめた。

 市によると、この1年間でJA佐賀市中央と10回ほど協議の場を持ち、JA側から2回、計画図面を提示された。昨年5月に最初の提示を受け、JA側が入居予定団体と約1年間、調整したが話がまとまらなかったという。

 8月末に別の入居者を想定した図面が示された。複数の商業機能、金融機関、オフィス、コンベンション機能、駐車場などが記載されていたが、具体名は商業の1店舗だけだった。

 古賀臣介企画調整部長は答弁で「具体的なテナント名の明示を求めたが、『協議中で現段階で明示は難しい』との回答だった」と経過を明かした。

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