「さがびより」の出穂期を迎え、仕上げの管理について再確認する生産者たち=鹿島市重ノ木

 佐賀県産米の主力品種「さがびより」の高度な栽培技術を持つ「さがびより米(マイ)スター」の現地研修会が6日、県内各地であった。モデル圃場を巡回して施肥や防除の時期・方法、病害虫の発生がないかなどを確認。収穫前の仕上げに向けて気を引き締めた。

 研修会には、各地区の米スターや県・JAの指導員ら約70人が参加。小城、白石、鹿島、武雄、唐津の5カ所で行われ、それぞれ生産者が栽培の経過を説明した。圃場に入って草丈や根の張り具合、水管理の状況などを点検。参加者は「今のところウンカはいなかったが、2013年産では最後の最後で坪枯れがおきた。引き続き注意が必要」などと話し、栽培管理のポイントを再確認していた。

 さがびよりは、稲穂が出そろう出穂期を迎えている。JAさがなどによると、梅雨明けに晴天が続き、台風被害もなく、生育は順調という。担当者は「猛暑で水管理が難しかった圃場もあるが、高温による品質低下は今のところほとんど確認されていない」と強調。「暑さに強いさがびよりの特長が生きるのではないか」と語り、豊作と食味コンクールでの7年連続「特A」評価に期待を寄せた。

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