順調な仕上がりで都大路に挑む鳥栖工

我慢強い走りで25位以上を目指す清和

 男子第67回・女子第28回全国高校駅伝競走大会は25日、京都市の西京極総合運動公園陸上競技場を発着点に男女各47校が争う。佐賀県勢は男子が7年連続41度目の鳥栖工、女子は2年連続4度目の清和が出場。午前10時20分に女子(5区間21.0975キロ)、午後0時半に男子(7区間42.195キロ)がスタートする。大会を前に両チームの戦力を紹介する。

■男子・鳥栖工 10位台目標、上り調子

 エントリー候補選手の5000メートル平均タイムは14分34秒で、出場校中14番目に位置する。数字の上では昨年にやや及ばないが、故障者もなく仕上がりは順調。2時間6分以内の、10位台でのゴールを目標にする。エース区間の1区(10キロ)は、中国総体5000メートル決勝を経験した井手孝一が担う。マイペースの走りで、チーム一の上りの走力が後半に生かせるかが鍵を握る。2区(3キロ)は県大会と九州大会で控えだった三俣友作。スピードが持ち味で、九州新人陸上1500メートルは2位、3000メートルも8分20秒台の力を持つ。

 3区(8・1075キロ)は、持久力と安定感のある橋口魁杜に順位の死守を託す。4区(8・0875キロ)はスピードタイプで競り合いに強い吉武佑真、上りの5区(3キロ)は1年生の西久保遼で勝負をかける。

 6区(5キロ)は実力伯仲でタイプの似る米野航成か鶴田健太のいずれかが出場。アンカーの7区(5キロ)は、県総体800メートルと1500メートルを制したトラック勝負に強い森智哉が、終盤の競り合いに備える。レース展開は、1区は10位前後を目標にし、勝負どころを4、5、7区と想定する。実力で肩を並べるチームがひしめいており、古川昌道監督は「目標は10位台であわよくば入賞。だが、へたをすると20位台もあり得る」と激戦を予想する。

監督 古川 昌道

 選手   学年5000メートル 出身中

◎井手 孝一 3  14分16秒 塩田

 橋口 魁杜 3  14分39秒 鹿島西部

 吉武 佑真 3  14分22秒 泉(福岡)

 米野 航成 3  14分44秒 鹿島西部

 鶴田 健太 3  14分45秒 鳥栖西

 三俣 友作 2  14分52秒 浮羽(福岡)

 森  智哉 2  14分33秒 有明

 戸高 健斗 2  14分50秒 三輪(福岡)

 西久保 遼 1  14分44秒 鍋島

 高瀬  桂 1  14分56秒 学業院(福岡)

(◎は主将)

■女子・清和 25位照準、雪辱燃える

 47代表校の都道府県大会タイム順では31番目。昨年は1、2年生中心で出場58校中55位と不本意な結果だったが、大舞台を経験したメンバーが主力に残り、25位を照準に雪辱に燃える。

 1区(6キロ)には2年連続でエース大久保麻紀が挑む。今年のトラック競技では振るわなかったが、ロードレースは10月のくらよし女子駅伝(鳥取)で好走するなど安定感が出てきた。

 2区(4・0975キロ)は1年の辻恵理。169センチの長身で出足から波に乗り、後半でも粘りを見せる。3区(3キロ)は森綾華が豊かなレース経験を生かし、前を走る選手に食らいつく。攻めの走りでチームへの貢献が期待される。

 4区(3キロ)は県大会メンバーの松田智美を予定していたが右脚の違和感のため、昨年の都大路でアンカーを経験した内川睦美が代わって出場する見込み。

 最終5区(5キロ)はチームの要、主将の江口涼香が担う。昨年は足の故障で出場を断念しただけに、今大会にかける意気込みは熱い。

 1区で20位台前半を目指し、後続が順位をどれだけ守れるかが焦点となる。樋渡朋子監督は「選手はみんな我慢強く走れる子たちばかり。苦労が多かった1年を乗り切ったし、最後まで笑顔を忘れず頑張りたい」と健闘を誓う。

監督 樋渡 朋子

 選手   学年3000メートル 出身中

◎江口 涼香 3   9分56秒 川副

 森  綾華 3  10分 5秒 白石

 内川 睦美 3  10分24秒 鳥栖

 大久保優香 3  10分21秒 城東

 大久保麻紀 2   9分51秒 城東

 松田 智美 2  10分11秒 城西

 辻  恵理 1  10分 9秒 武雄

 大久保菜々 1  10分23秒 城東

(◎は主将)

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