第39期佐賀名人戦の本戦リーグ最終対局で名人への挑戦権を獲得した井元林太郎五段=佐賀市の佐賀新聞社

■才田名人と三番勝負へ

 アマ将棋の県ナンバーワンを決める第39期佐賀名人戦(佐賀新聞社主催、日本将棋連盟佐賀支部・佐賀名人戦実行委員会主管)の本戦リーグ最終対局が11日、佐賀市の佐賀新聞社であり、井元林太郎五段(31)=伊万里市=が8勝1敗でリーグ戦を制し、才田信之・第38期名人(49)=佐賀市=への挑戦権を獲得した。11月20日に佐賀市の旅館あけぼので三番勝負を行う。

 昨年12月に50人が参加した予選リーグの各組1位の10人が才田名人への挑戦権を目指して本戦リーグを展開。6月の第2回対局を終えて6戦全勝の井元五段を、5勝1敗の河原靖三段(28)=伊万里市=が追う形になっていた。

 この日は残り3局を行い、井元五段は河原三段との直接対決に敗れたものの、9局を終えてトップの8勝1敗とし、挑戦権を得た。

 井元五段は、34期佐賀名人戦で当時11連覇を目指していた才田名人を破り、初の名人位についた。名人への挑戦権はこの時以来で、5期ぶりとなる。

 井元五段はリーグ戦を振り返り、「苦しい勝負が多かったが気力を振り絞っていい将棋が指せた」と話し、才田名人との三番勝負について「県将棋界を牽(けん)引してきた優れたプレーヤー。気持ちで負けないよう頑張りたい」と抱負を語った。

 椋露地(むくろじ)淳市大会実行委員長は、「最近、復調著しい井元五段の登場なので、白熱した勝負になるだろう」と予想した。

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