講演後、会場からの質問に答えた佐賀大学医学部腎臓内科の池田裕次診療教授(右)と同学部泌尿器科講座の野口満教授=佐賀市文化会館

 慢性腎臓病と排尿障害を学ぶ公開セミナー(佐賀県医師会、佐賀新聞社、アステラス製薬共催)が11日、佐賀市文化会館で開かれた。市民約210人が日常生活での注意点や病気との向き合い方について理解を深めた。

 佐賀大学医学部泌尿器科講座の野口満教授は、メタボリック症候群にかかると排尿トラブルが起きやすくなることを指摘。ぼうこうの筋肉が萎縮した映像を見せ、禁煙や有酸素運動、減塩など生活習慣を改善するよう勧めた。

 また、出産後の女性は3週間は床上げせず、体形を戻すコルセットは8週間着用しないなど世代ごとの注意点に触れた。要介護者へのおむつ着用については「尿意があればいらない。不適切な管理は尊厳を傷つけかねない」と注意を促した。トイレまでの動線を短くし、センサー付き照明を付けるなど具体的な対策をアドバイスした。

 この日のセミナーでは、同医学部腎臓内科の池田裕次診療教授が慢性腎臓病の基礎知識や対策について紹介した。

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