古沢岩美さんの作品に見入る来場者=鳥栖市のフレスポ鳥栖

 日本のシュールレアリスムの巨匠として知られる古沢岩美さんら鳥栖市出身の著名な芸術家4人の作品を紹介する「第12回ふるさと移動美術展」が12日夕、同市のフレスポ鳥栖で開幕した。初公開作品を含む絵画と書画合わせて47点を展示している。入場無料。16日まで。

 九州管楽合奏団による金管五重奏のコンサートと開幕セレモニーがあり、橋本康志市長が「ショッピングの際に鳥栖が生んだ芸術家の素晴らしい作品に触れてもらおうと毎年、こちらで展示を変えながら開いている。その世界を知ってほしい」と呼び掛けた。

 作品は古沢さんの神話シリーズなど19点、日本の墨象作家を代表する平川朴山(ぼくざん)さんの初公開作品の2曲屏風「雲山雲夏」など18点、画家杉本好守さんの5点、書家野田栖石(せいせき)さんの5点。

 鳥栖商業高2年で美術部の中島〓華(しょうか)さん(16)は古沢さんの作品の前で足を止め、「初めて見た。服の描き方に質感があり、しかも背景の炎の照らし方加減で風が通っているように表現されている」と驚いていた。

※〓は示ヘンに羊

このエントリーをはてなブックマークに追加