厚生労働省が13日に発表した2014年度の1人当たり医療費の都道府県別分析によると、最も高い高知が65万8千円、最も低い千葉が43万1千円で、約1・5倍の開きがあった。全国平均は51万3千円。

 地域によって病床数や高齢者の割合が異なり、主に入院費にばらつきがあるのが影響した。政府は1人当たり医療費の地域差を半減させることを目指しており、都道府県は地域の実情に応じ、医療費水準の目標を盛り込んだ計画を策定する。

 国民健康保険と後期高齢者医療のデータから算出し、全国健康保険協会(協会けんぽ)や健康保険組合などは含まない。

 1人当たり医療費が高かったのは、高知に次いで山口(64万5千円)、佐賀(62万8千円)、大分(62万7千円)、鹿児島(62万5千円)の順。低かったのは千葉に次いで埼玉(43万8千円)、沖縄(44万2千円)、茨城(44万2千円)、栃木(45万円)の順だった。

 診療別では高知の1人当たり入院費が36万2千円と最も高く、最低の千葉(17万8千円)との差は2倍だった。

 上位5県と下位5県の構成は、順位に若干の変動があったものの、前年と同じだった。【共同】

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