ニセ電話詐欺被害を防ぎ、原田昌明署長(右)から感謝状を贈られた唐津神田郵便局員の佐伯和子さん=唐津警察署

 唐津警察署(原田昌明署長)は21日、ニセ電話詐欺の被害を未然に防いだ唐津神田郵便局員の佐伯和子さん(48)に感謝状を贈った。

 佐伯さんは今月13日、郵便局の窓口で400万円を引き出そうとする70代夫婦に対応し、「息子が株で損失を出し、その穴埋めに現金が必要」という話から詐欺を疑った。息子のことを心配して冷静さを失っていた夫婦を約1時間かけて粘り強く説得し、警察に連絡するよう促した。

 佐伯さんは「初めての経験でどう対応していいか戸惑ったが、お客様と警察をつなぐことができて良かった。これからも信頼される地元の郵便局として、お客様の財産を守っていきたい」と話した。

 唐津署管内の今年のニセ電話詐欺被害は11件で、被害額は合計約9千万円(12月14日現在)。昨年はATMを使った50万円以内の還付金詐欺が多かったが、今年は直接現金を手渡しさせる手口が増え、被害が高額になっているという。

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