佐賀財務事務所が13日発表した佐賀県の7~9月期の法人企業景気予測調査によると、全産業の景況判断指数(BSI)は前期から15.8ポイント改善してマイナス8.7だった。2期連続のマイナスとなったが、熊本地震の影響は薄れ、回復基調が明らかになった。

 製造業は前期から12.0ポイント改善のマイナス8.9、非製造業は18.7ポイント改善のマイナス8.6だった。熊本地震で生産が減少していた自動車部品が増産に転じ、大企業を中心に上向いた。猛暑で季節商品が売れるなど食品製造も好調だったが、公共工事の受注が少なかった建設、運輸は振るわなかった。

 先行きのBSIは10~12月がプラス1.9、2017年1~3月が0.0。16年度の売上高は全産業で2.7%の増収、経常利益で10.0%の増益、設備投資で22.9%増加を見込む。同事務所の樋口光雄所長は「緩やかな景気の回復基調が続きそう」と見通しを示した。

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