33年前に贈った日展出品作(右奥)を前に画家を志した理由などを語る楢崎重視さん=唐津市浜玉町の玉島小

 唐津市近代図書館で画業60年を記念した里帰り展を開いている日展会員の楢崎重視(しげみ)さん(88)=東京都在住=が13日、唐津市浜玉町の母校玉島小を訪れ、ひ孫のような児童に思い出を語った。

 楢崎さんが新校舎完成を記念して33年前に贈った100号の日展出品作「牛と子ども」を飾っている校長室に全校児童79人が集まり、絵を描き始めた理由など、話に耳を傾けた。

 楢崎さんは19歳で敗戦を迎え、価値観が一変する中で「美しいものへの人の思いは変わらないと考え、絵を一生描いていこうと決めた」と語り、「決めたら続けること。続ければ必ず何かが生まれる」と児童にメッセージを贈った。

 展覧会は25日まで。無料。

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