超音波検査で参加者の肘の状態を確認した検診=神埼中央公園体育館

 投げ過ぎなどが原因で起こる「野球肘」の早期発見と予防につなげようと、少年軟式野球チームを対象にした検診が18日、神埼市の神埼中央公園体育館であった。3チームの小学3~6年生23人が参加し、障害を減らして長く野球を楽しめるようケアの方法などを学んだ。理学療法士が付き添い、肘や肩、下半身の柔軟性を確認する方法やストレッチ法を指導した。整形外科医の角田憲治さん(41)=佐賀市=が講義し、初期の自覚症状が出にくい「離断性骨軟骨炎」などについて説明した。「早く発見できれば治りやすい」といい、柔軟運動を続けて体を柔らかくすることや正しい姿勢を保つこと、自分で肘などの状態をチェックすることの大切さを訴えた。参加者は、離断性骨軟骨炎を超音波で調べる検査も受けた。

 千代田西部少年投手の古賀裕己君(11)は「風呂上がりなどにストレッチをしているけど、何か痛みがあったらすぐ病院に行こうと思う。将来は甲子園出場、プロ野球選手を目指しているので肘を大事にしていきたい」と語った。検診は医師や理学療法士でつくるNPO法人「スポーツメディカルサポート」(佐賀市)が主催した。

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