田久保健一さん

田久保健一さんの「鉄釉線文花器」

 第66回佐賀県美術展覧会(県展)の入賞・入選作品384点が15日、発表された。最高賞の大賞には工芸の田久保健一さん(68)=佐賀市=の「鉄釉線文花器(てつゆうせんもんかき)」が選ばれた。

 県内の美術団体などでつくる実行委員会が主催する県内最大の公募展。日本画、洋画、彫刻、工芸、書、写真、デザインの7部門に874点の応募があり、県外から選任した各部門の芸術関係者が審査に当たった。大賞は書を除く6部門の知事賞の中から選んだ。

 田久保さんの陶製花器は縦長のフォルムで線文による白と黒のコントラストが際立つ。田久保さんは「無心で作ったのが良かったのかも。これからもいい器ができれば」と喜んだ。

 書は、部門審査員が大賞推挙を辞退した。

 各部門の知事賞は、日本画・前田美保さん(46)=有田町▽洋画・稲毛健蔵さん(69)=唐津市▽彫刻・太田眞一さん(70)=大町町▽書・正寶直翠(本名・直美)さん(44)=佐賀市▽写真・新籾健さん(82)=大町町▽デザイン・沖元義希さん(14)=神埼市。

 入賞・入選作品展は佐賀市の県立博物館・美術館で17日から25日まで、唐津市近代図書館では来月15日から23日まで開催。観覧料は佐賀会場が大人300円、大学生200円。唐津会場が大人200円、大学生100円。両会場とも高校生以下と障害のある人は無料。

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