虐待を受けている疑いがあるとして、佐賀県警が今年1~6月に児童相談所に通告した18歳未満の子どもは、前年同期より22人増えて36人だった。前年を上回るペースで、県警少年課は「社会の関心の高まりで、相談や通報そのものが多くなっている」とみている。

 内訳は心理的虐待が13人、暴力などの身体的虐待が12人、育児放棄(ネグレクト)8人、性的虐待3人。このうち被害児童の一時保護が必要と判断した通告は4人だった。事件化して摘発したケースはなかった。

 県中央児童相談所によると、県警からの通告に限らず、相談を受けてアドバイスをする助言指導の件数も増えているという。「しつけとみなして暴力を正当化する傾向が依然としてある」と指摘し、警鐘を鳴らしている。

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