ランタンに着色する嬉野小6年の子どもたち=嬉野市の嬉野小学校

嬉野温泉商店街の空きスペースに設けられたスポット、通称「のぞき穴」。うれしのあったかまつりで披露される空間芸術「なまずの寝床」のイメージを伝えている=嬉野市嬉野町

 来年1月28日から2月12日にかけて嬉野市の嬉野温泉商店街周辺で開かれる「第17回うれしのあったかまつり」に向け、市民のランタン作りが進んでいる。嬉野市体育館で披露される空間芸術「なまずの寝床」の制作を始めた10月から、「より地域みんなで作る祭りに」と協力者を募集し、これまで約300人が携わった。仕上げの色塗りは市内の全小学6年生が担うなど、多くの「市民ランタン職人」が生まれている。

 16日には嬉野小でランタン教室が開かれ、同校6年2組の約30人が色を塗った。骨組みや紙貼りを終えたメダカや水草、泡のランタンに、市内で大型ランタンを制作中のアーティスト三上真輝さん=福岡県古賀市=の指導で着色。カラフルな色使いの個性あふれる作品が出来上がった。

 三上さんのほか市民職人は、同市社会体育館を工房に毎日制作を続けている。制作希望者には作り方を教えるほか、見学も自由。現在の進行状況は「約6割」(三上さん)といい、さらに協力者を求めている。

 また「なまずの寝床」をイメージした展示スポットも商店街にできた。場所は「井手酒造」向かいの空きスペースで、穴からのぞくとメダカやカニのランタンの他、大きなナマズの影が見える仕組み。

 学校での色塗りのほか、家族でランタン作りを手伝ったという嬉野小6年の中島康輝君(12)は「難しかったけど楽しかった。祭りが変わるんだと実感できた」と完成を楽しみにしていた。制作希望者は担当の鈴木さん、電話090(3108)3043。

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