民進党代表選は15日、蓮舫代表代行が、前原誠司元外相、玉木雄一郎国対副委員長を大きく引き離して選出された。高い好感度や発信力に期待し、県内でも多くの地方議員が支持した。新しい女性リーダーに党再生を託すが、国籍問題に関する説明や今後の野党共闘の在り方次第では火種もくすぶる船出となった。

 佐賀新聞社の取材に対し県内の地方議員は、蓮舫代表代行に9人、前原誠司元外相に2人が投票し、1人は明らかにしなかった。代表選を終え、県連幹事長の山田誠一郎佐賀市議は「党再生の最後のチャンスだと思っている。代表が決まった後はノーサイドで協力していく」と強調した。

 各議員は、政権時のマイナスイメージの払しょくを望む。蓮舫氏に投票した議員は「歯切れの良さに好感を覚える」「新しい世代が党を引っ張るべき」と話し、発信力や世代交代に期待した。「これからは女性が活躍する時代」と評価する声もあった。

 一方で蓮舫氏は、代表選期間中に台湾籍が残っていたことが分かり、結果的に政策論争より“場外戦”が目立った。ある議員は「うそでも隠していたわけでもなく全く問題ない」とする一方、前原氏に投票した議員は「うっかりは国民には通用しない。出馬前に整理しておくべきだった」と指摘し、今後の党運営に不安をのぞかせた。共産党との共闘に関しても「政権を目指すのであれば見直すべき」と慎重論があった。

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