9月定例佐賀県議会は15日、一般質問2日目の質疑があり、河川整備に関し、県管理の河川で洪水被害などに備えた改修が必要区間の50%程度しか進んでいない状況が示された。和泉惠之県土整備部長は、国に実情を示しながら予算確保に努力する考えを示した。

 内川修治議員(一真の会)の質問に答えた。

 県が管理する454の河川(総延長約1377キロ)のうち、10~50年に1度の雨が降った場合に十分な流下能力を持たず、改修が必要とされる区間は1027キロ。このうち改修済みの区間は2015年度末で515キロで、改修率は約51%になっている。

 県では河川の氾濫で家屋などへの影響が大きい区間から優先して改修を進めているが、改修の進ちょく率は年1%に満たない。和泉部長は「集中的な豪雨などで全国で被害が出ている状況を踏まえ、しっかりと河川整備や維持管理をする必要がある。不安や不満を持つ県民がいることは認識しており、十分受け止めながら対応したい」と述べた。

 このほかに西久保弘克(自民)、井上常憲(同)、野田勝人(県民ネット)、木村雄一(公明)の4議員が農業振興や原発再稼働などについて質問した。

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