潮が引くまで、木柱で休むクロツラヘラサギの群れ=佐賀市東与賀町の「東よか干潟」

 ユニークなくちばしが特徴のクロツラヘラサギが佐賀市東与賀海岸に飛来している。干潟に立つ木柱には同じ方向を向いたクロツラヘラサギが行儀良く羽を休め、潮が引くのを待っていた。クロツラヘラサギは現在個体数が約3千羽と少なく、環境省レッドリストに載る絶滅危惧種。東よか干潟で確認できたのは40羽ほどの群れで、ここに生息する小魚や甲殻類を目当てに、朝鮮半島方面から越冬してきた。

 カメラ片手に長崎から訪れた松林静風さん(73)は「こんなに近くで見られる所はほとんどない。この干潟は水鳥の天国」と興奮しながらシャッターを切っていた。

 野鳥の会佐賀県支部によると、満潮時の前後1時間が間近で見られる時間帯といい、「他にもたくさんの水鳥がいるのでそっと近づいて観察を楽しんで」。

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