佐賀、福岡、熊本の漁協・漁連などでつくる「有明海関係三県のり養殖協議会」(会長・西田晴征福岡有明海漁連会長)は16日、今季のノリ種付け開始を10月16日以降とすることで合意した。10月3日に次回会合を開き、平年より高めと予想される海水温や潮の具合などを見極めながら、開始日を決める。

 会合では、活性処理剤の適正使用や品質が低いノリを収穫しないことなどを申し合わせた。3県の研究機関が天気の長期予報やラニーニャ現象を説明し、「10月は水温は平年より高め、比重は低めで推移する」と予想、種付け適期は「10月16日以降」と提案した。

 出席者からは「18日か19日を基本に種付けの計画を進めている」(福岡)、「海況をもう少し見極めて開始日を決めたい」(佐賀)などの意見が出た。

 佐賀県有明海漁協の徳永重昭組合長は「今季の目標は19億枚、228億円。種付けまでに海水温が下がってくれれば」と期待した。

 会合は福岡県柳川市のホテルで非公開で開き、3県の漁協関係者ら約40人が出席した。昨季は10月14日に種付けを始めた。

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