職員による布団の敷き方に聞き入る児童たち=多久市の東原庠舎

 多久市の多久聖廟近くにある東原庠舎(とうげんしょうしゃ)に宿泊して通学する生活体験学習が、14日から3泊4日の日程で開かれた。市内3小中一貫校の小学3~5年生37人が参加し、食事の後片付けや就寝前の準備など、一日の生活を通して助け合いの大切さを学んだ。

 子どもたちは日中は学校に行き、夕方宿舎に帰って、食事の準備や清掃などを役割分担してこなした。多久高の生徒5人も泊まり込み、児童たちの生活の支援にあたった。今回で3回目の参加となる西渓小5年の鈴田美空さんは「みんなで布団の準備をするのが一番楽しい時間」と、声を弾ませていた。

 宿泊型の生活体験学習は、年齢の違う子どもたちが宿泊を通して思いやりの心を育もうと、18年前から公益財団法人「孔子の里」が開催している。初日の開会式では服部政昭常務理事が論語の一節を紹介しながら「自分が嫌なことを相手にしないこと。仲間と支え合い一生に残る思い出をつくってほしい」とあいさつした。

このエントリーをはてなブックマークに追加