協定を結んだグランデはがくれの岸川博見支配人(左)と駅西区自治会の平井和彰会長=佐賀市

 佐賀市の駅西区自治会(平井和彰会長)が、佐賀市のグランデはがくれ(岸川博見支配人)を災害時の一時避難所とする協定を結んだ。自治会とホテルの協定は珍しく、グランデの自治会との連携は始めてという。

 協定により、地震や風水害が起きた際に自治会の住民(約170世帯)が避難できる。昨年、自治会の区域でマンション火災があり、グランデに住民が避難した際に好意的に対応してもらったことがきっかけという。グランデは今後、他の近隣自治会との協定にも意欲を示している。

 岸川支配人は、ホテルや会議の会場として公共性の高い営業を行っている点が高く評価されたと強調し、「地域の役に立てて光栄」と話した。平井会長は、近年、自治会に加入する地域住民が減少傾向にあり、交流や連携が薄れているとして「非加入でも避難できるが、災害への対応には住民の連携が欠かせない。自治会への加入者が増えるきっかけになれば」と期待を込めた。

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