1回戦・ひぜん-かしまヤンガース 8回特別ルールの末、競り勝ったかしまヤンガースの光武優一投手=小城市芦刈町のムツゴロウ公園グラウンド

 かしまヤンガースが延長の末、粘るひぜんを振り切った。三回、敵失に足を絡めて3点を先制。同点で迎えた特別ルールの延長八回、松本秀の中犠飛で勝負を決めた。右腕光武優は勝負どころで力のある直球がさえた。

 ひぜんは峰松から大宅への継投策が実らなかった。

ひぜん(藤津・太良)

     00000300─3

     00300001x─4

かしまヤンガース(鹿島)

(延長八回特別ルール)

(ひ)峰松、大宅-陣竹

(か)光武優-植松

▽三塁打 大宅(ひ)▽二塁打 竹下、陣竹(ひ)

■右腕光武投球巧み

 チーム結成約60年の古豪かしまヤンガースが、右腕光武優一の力投で延長にもつれ込んだ接戦をものにした。

 無死満塁で始める特別ルールの延長八回表。「ギアを上げた」と、それまでより明らかに球威を上げた直球でフライを打たせて無失点に抑えると、その裏には自ら決勝のホームを踏んだ。

 立ち上がりは、振りが大きいひぜん打線を意識し、コーナーを丁寧に突いた。六回に甘く入った球を痛打されたが、何とか同点で切り抜けた。状況によって投球術を使い分ける巧みさが光った。

 「明日につなげたい、という思いだけだった」と冷静に試合を振り返った光武。狙うは準優勝した2012年のヤンガース旋風の再現だ。

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