非常に強い台風16号は19日、鹿児島県・屋久島の西の海上を九州方面に進んだ。夜遅くから20日未明にかけて、風速25メートル以上の暴風域を伴って九州南部に接近、上陸する恐れがあり、気象庁は暴風や高波、大雨に警戒するよう呼び掛けた。

 佐賀県内では農漁業者らが対応に追われた。佐賀市川副町の戸ケ里漁港では、高潮に備えて同日までに漁船が陸上の保管施設に移された。

 県災害情報連絡室のまとめによると、19日午後6時時点で、9市町の61世帯69人が公民館などに自主避難している。

 台風が20日未明から明け方にかけて県内に最接近するため、江北町の小中学校2校は臨時休校する。このほか、小城市、白石町の小中学校や県立高校など29校は始業時間を遅らせて対応する。

 公共交通では、唐津と壱岐を結ぶ九州郵船フェリーの20日始発便の欠航が決まっている。

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