安全保障関連法の廃止を訴える参加者。基本的人権の尊重、戦争放棄の条文を守る重要性を強調した=佐賀市のどん3の森

 安全保障関連法の成立から1年を迎えた19日、安保法制廃止を訴える集会「ピース・フェスティバル」が佐賀市のどん3の森で開かれた。戦争放棄を掲げた憲法9条や平和を守り抜くことを約750人が誓い合った。

 戦争させない佐賀県1000人委員会、くらしを守る共同行動佐賀県実行委が主催。民進、共産、社民の国会議員や県議の訴えの後、「戦争ができる国」に変貌しようとしている現実を見据え、あきらめず行動することを盛り込んだ基調報告を採択した。

 安保法制に反対する市民団体からは4人が活動を報告し、母親グループ代表の福田重満子さん(40)=佐賀市=は「日本が進む道に恐怖を感じる。誰の子どもも殺させない。平和を守る勉強会に取り組んでいく」と表明した。

 米軍北部訓練場のヘリコプター離着陸帯(ヘリパッド)建設に反対する伊佐育子さん(55)=沖縄県東村高江=は「地元住民が2度反対決議し、選挙でノーを突きつけた。それなのに建設用トラックを自衛隊ヘリで運ぶなど、安倍政権は法を無視して権力でねじ伏せにきている」と現状を報告。大草秀幸実行委員長は「平和を守る思いを県民で共有できた。英国のEU離脱のように憲法改正が決まってから後悔しても遅い。今日から始めよう」と連帯を呼び掛けた。

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