沖縄県東村高江地区のヘリパッド反対運動について講演した伊佐育子さん=佐賀市のアバンセ

 子どもたちを守り育てる社会に向け母親らの役割を考える「第53回佐賀県母親大会」(実行委主催)が18日、佐賀市のアバンセであった。女性団体会員ら約300人が参加し、講演などを通して、平和で明るい未来を築く決意を新たにした。

 全体会では、沖縄県東村(ひがしそん)高江地区で建設されている米軍のヘリパッドに反対する住民の会メンバーの伊佐育子さんが、「平和なくらしを守るために」の演題で講演。反対運動の現状や住民の思いなどを紹介した。

 伊佐さんは、建設を阻止するため敷地入り口で実施した座り込みが強制排除されたことや、低空で飛行するオスプレイ、ヘリコプターなどを写真を使って説明した。

 同ヘリパッド建設をめぐっては13日、住民の抗議が続く中、資機材の搬入に影響が出ているとして自衛隊が大型輸送ヘリを使って重機などを運搬した。伊佐さんは「武力で平和はない。あきらめずに活動を続けていきたい」と訴えた。

 このほか「子育て」「憲法と平和」など4テーマで、7分科会を実施した。西九州大学非常勤講師で臨床心理士の吉村春生さんによる特別分科会「心がかぜをひくとき」も開かれた。

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