講師の山田泰久さん(左)からアドバイスを受けながら、ワークショップで事業づくりに取り組む参加者=佐賀市の佐賀市民活動プラザ

 CSO(市民社会組織)の継続的な活動の資金源となる助成金の活用について学ぶセミナーが14日、佐賀市の佐賀市民活動プラザであった。市民活動を行う団体や学生約25人が、ブログによる活動の情報公開や助成事業終了後を見通した事業計画づくりの大切さについて学んだ。

 助成制度やウェブサイト上での情報発信方法の提供を通して市民活動を支援する日本財団CANPANプロジェクトの山田泰久代表理事(43)が講師を務めた。山田さんは自身の助成審査の経験を踏まえ、「審査担当者は申請書とネットで団体名を調べる」と話し、ブログなど活動内容を蓄積しやすい媒体で情報を更新することで団体の信頼度が高まると説明した。

 また、助成を受けることで助成機関とのネットワークの構築など助成金以外の価値も生まれることを紹介。助成終了後も継続的に事業を続けることができる仕組みを申請時に考えるよう勧めた。

 参加者は3~4人のグループで事業づくりのワークショップに取り組み、互いの発表内容を聞いて受益者や解決したい課題がイメージできるかをアドバイスし合った。今年4月に環境団体を立ち上げた佐賀大3年の池本紗輝さん(21)は「活動の幅を広げるためにも助成金は有効だと感じた。もう一度自分たちが目指す姿を見つめ直したい」と話した。

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