田んぼで映画の撮影を行う佐賀大学生と地元劇団員=佐賀市三瀬村

◆25日上映、「農」を応援

 肥料や農薬を使わない自然農を研究し、安全な食について啓発活動をする団体「げんきな大地SAGA」が佐賀大学生と協力し、映画を制作している。映画には学生や地元劇団員らが出演。佐賀市三瀬村を舞台に、自然農の素晴らしさや食の大切さを訴える。

 団体は年1回、農業や安全な食をテーマにした演劇を披露している。その中で観客から「DVDがほしい」という声が相次いだため、代表の大坪一樹さん(53)は映画を撮ることを決意した。脚本は大坪さんが執筆し、佐賀大学のデジタルコンテンツ制作サークル「ボイ撮り」が撮影を担当、地元劇団員や学生らで役者をそろえ、今年4月から撮影を開始した。

 物語は、会社の汚職の責任を取らされた主人公が、故郷の佐賀市で見たチラシをきっかけに、三瀬村で農業を始めるというもの。農業を通して地元住人と交流する中で、生きる目的を見つけていく。

 撮影に協力する佐賀大3年の川口拓郎さん(22)は「映画を撮るのは初めてだが、役者のみなさんがいい人で楽しく撮影できている」と笑顔を見せる。大坪さんは「農業に関わる人を応援するような作品にできれば」と話す。

 完成作品は25日午後2時から、佐賀市天神のアバンセで公開する。入場料500円。問い合わせはげんきな大地SAGAの大坪さん、電話090(7537)4196。

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