地震が起きた現場の状況などを説明する子どもたち=三根西小学校

 三根西小(陣内富子校長)の6年生25人が19日、地域の防災について調べた成果を発表した。町の洪水ハザードマップやアンケート結果などを踏まえ、日頃の備えや適切な対応を取るための知識の大切さを訴えた。

 年度当初から取り組んできた学習の集大成。子どもたちは地震発生のメカニズム、地震時の対応などの項目別に7班に分かれて発表した。以前発生した災害を調べた班は、昭和28(1953)年の「28水害」に触れ、洪水が起きた際にどのくらいの高さまで浸水したのかを示す北茂安体育館にある案内板の写真を使って視覚にも訴えた。

 災害への備えについて調べたグループは、三根校区内の3小中学校、390人を対象にアンケートを実施。防災グッズを準備しているかという問いには72%が「いいえ」と答え、非常時を想定した準備が不足していることが浮き彫りになった。

 今年8月に兵庫県神戸市の「神戸防災未来センター」を見学に行った児童からは、「親しい人を助けることができずとてもつらかったと聞いた。被害を最小限にするためにも日頃から備え、人と人のつながりを大切にしたい」と感想が上がっていた。

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