久留米市で子ども食堂を運営する河野大助さん。「人が来なくても、そこにあり続けることが大事」と話した=神埼市中央公民館

 地域の子どもたちに無料や低料金で食事を提供する「子ども食堂」をテーマにした講演会が18日、神埼市中央公民館で開かれた。久留米市で食堂を運営する河野大助さん(38)が講師を務め、「ブームで終わらせないためにも、それぞれがやりやすい形で息長くやるのが理想」と語った。

 講演会は、神埼市内で9月から週2回子ども食堂を開いている市民団体「寺子屋かんざき」が開き、県内の食堂運営者や活動に興味を持つ人たちが聴講した。

 各地に広がる子ども食堂のアドバイスもしている河野さんは、「よく『人が来ない』という相談を受けるが、数を集めることを目標にしたら長続きしない。人が来なくても、そこにあり続けることが大事」と心構えを語った。

 また、子ども食堂という名前や貧困対策というイメージにとらわれないことが大切だとも指摘。「おばあちゃんが食事を多めに作って隣の子に食べてもらうような活動でもいい。子ども食堂も十人十色。できる範囲で、ぼちぼちとやりましょう」と呼び掛けた。

 「寺子屋かんざき」の子ども食堂は神埼町田道ケ里の「コミュニティハウス ピュア・ライフ」で、毎週火曜と木曜に昼食と夕食を提供している。幼児200円、小学生以上300円。3歳以下無料。

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