山口祥義知事(左)に要望書を提出し、意見を交わす県商工会議所連合会の井田出海会長(中央)=県庁

 佐賀県商工会議所連合会(井田出海会長=写真中央)は20日、山口祥義知事=同左=に22項目の要望書を提出した。電力の安定供給へ安全確保を前提とした玄海原発の再稼働のほか、九州新幹線長崎ルートの全線フル規格化や在来線沿線の活性化に向けた協議会設置などを求めた。

 県内8商工会議所の会頭らが県庁を訪問した。原子力規制委員会が安全と認めた原発の再稼働について、日本商工会議所は推進を求めている立場と伝え、再生可能エネルギーの推進と合わせて「県からの強いご指導を」と訴えた。山口知事は「規制委が審査書案作成に取りかかるなど大詰めを迎えている。県民の声も聞き、地に足をつけてやっていきたい」と答えた。

 長崎ルートでは、在来線の肥前山口-諫早間は新幹線開業に伴い運行をJR九州、線路など鉄道施設の維持管理を佐賀、長崎の両県で行う上下分離方式に移行する。沿線の活性化や住民の声の反映へ、官民一体となった協議会の早期立ち上げを新たに要望した。山口知事は「武雄と鹿島がウィンウィンになるよう、それぞれが素晴らしい目的地として盛り上がるようにしたい」と述べた。中倉政義県議会議長にも要望書を手渡した。

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