東京商工リサーチ佐賀支店が20日発表した佐賀県内の8月の倒産件数(負債額1千万円以上)は前年同月比1件減の3件で、負債総額は同47・56%減の2億2600万円だった。単月の倒産件数が一けた台となったのは94カ月連続。いずれも負債1億円未満の小規模倒産だった。

 原因はいずれも「既往のしわ寄せ」で、全て製造業だった。形態別では破産が2件で、銀行取引停止が1件。

 同支店は「現状落ち着きを見せているが、仕事があっても人手不足から受注を断念するケースが少なくない」と分析。今後については「年末に向けて資金需要が活発になる中、抜本的な経営改善が進まない中小、零細企業の息切れ倒産が増加する可能性がある」と慎重な見方を示している。

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