全国農業協同組合連合会(JA全農)系の農薬大手、クミアイ化学工業とイハラケミカル工業は20日、経営統合することで基本合意したと発表した。12月中旬をめどに最終契約を結び、来年5月1日の統合を目指す。日本やアジアで農薬事業の競争力を高める。

 両社は農薬を共同開発し、イハラケミカルがクミアイ化学に農薬の有効成分を含む「原体」を供給し、クミアイ化学が製品化と販売を手掛けてきた。統合で開発から販売までを一体化して効率を高める。

 クミアイ化学は子会社と共にイハラケミカルの株式を議決権ベースで30・4%持っている。統合ではクミアイ化学が存続会社となってイハラケミカルを吸収合併し、イハラケミカルは上場廃止となる。合併比率は今後詰める。【共同】

このエントリーをはてなブックマークに追加