警察官らに見送られ、パトロールへ出発する隊員ら=佐賀市の佐賀署

 秋の交通安全県民運動が21日、県内で一斉に始まった。佐賀署で同日、出発式があり、佐賀地区交通安全協会のメンバーら141人(車両33台)が一斉に市内へパトロールに繰り出し、佐賀で特に多い追突事故の防止や自転車事故の防止、夜間の反射材の着用などを呼び掛けた。運動は30日まで10日間行い、人身事故発生ワーストからの脱却に取り組む。

 出発式では坂井邦夫同協会会長が「秋の運動をワースト脱却の糸口にしてもらえたら」と訓示。前田勝久佐賀署長は佐賀署管内で8月中立て続けに4件の交通死亡事故が発生したことに触れ「危機的な状況。事故を起こさない強い決意を持って、悲惨な事故を1件でも減らそう」と呼び掛けた。

 出発式後、メンバーは佐賀市のモラージュ佐賀の出入り口でチラシやティッシュ400枚を配布して注意を喚起した。

 県警交通企画課によると、8月末までで、県内の人身事故は昨年同期より571件少ない5057件と減少しているが、人口10万人当たりの人身交通事故発生件数は、今年も全国ワーストのペースで推移している。

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